SpaceBDは8月23日、同社が提供する国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出事業にて、2024年度の宇宙航空研究開発機構(JAXA)への衛星引き渡し数は、同社の創業以来最多となる13機となる予定であることを発表した。
すでにそのうち6機の衛星は8月5日(日本時間)にシグナス補給船運用21号機(NG-21)に搭載され、スペースXのFalcon 9にて打ち上げられ、翌8月6日にISSに到着、8月29日にはISSから放出される予定だという。
この6機同時搭載は、同社が2018年にJAXAより「国際宇宙ステーション(ISS)からの超小型衛星放出事業」を担う民間事業者として選定されて以降、最大同時搭載数となるという。
なお、今回搭載された6機の内訳は3機が豪カーティン大学、各1機がコスモ女子、佐賀県立宇宙科学館、千葉工業大学となっている。このほか、2024年末にアークエッジ・スペース/UP花巻、アークエッジ・スペース/TASA/東京大学、千葉工業大学の3機の衛星が打ち上げられる予定となっているほか、残り4機についても2024年度内にJAXAへの引き渡しが行われる予定としている。