ネオジャパンは8月20日、ビジネスチャット「ChatLuck(チャットラック)」の最新バージョン6.5を提供開始した。新機能として、自治体・官公庁ユーザーに向けた会話ログのアーカイブ、画像を用いたChatGPTへの質問・命令などが追加された。
政府のガイドラインでは、行政の意思決定過程の検証に必要な文書は「原則1年以上」保存すると規定されており、これに該当するチャット上のやりとりも保存することが義務付けられている。こうした背景から、自治体・官公庁ユーザーに向け、会話ログ(メッセージ、添付ファイルおよびリアクション)を一括エクスポートできる機能を追加したという。
会話ログのエクスポート
最新版では、指定した期間に行われた会話のログ(メッセージ、添付ファイルおよびリアクション)を、ルーム管理者が一括エクスポートできるようになった。これにより、チャット上で行われた重要なやりとりをアーカイブして保存できるようになるほか、バックアップにも役立つ。
ChatGPT連携による画像を使った質問・命令
GPT-4利用時に、ChatGPTに対して、画像を使った質問・命令を行えるようになった。
加えて、ルーム管理者がルーム内だけで使用できるリアクションを登録できるようになったほか、作成したリッチテキスト・テキストスニペットについて、作成者以外のユーザーにも編集を許可可能になった。