Microsoftは8月15日(現地時間)、Outlook、Word、OneNoteなどのMicrosoft 365アプリでテキストの入力中やスペルチェックの実行中に予期せずアプリがクラッシュする問題が発生していると伝えた。原因は現在調査中とのことで、サポートページでは一時的な修復方法を紹介している。
詳細は以下のサポートページにまとめられている。
バージョン2407ビルド17830.20138以降で問題が発生
Microsoftによると、この問題はバージョン2407ビルド17830.20138以降にアップデートした次のアプリが影響を受けるという。
- Outlook for Microsoft 365
- Word for Microsoft 365
- OneNote for Microsoft 365
- Excel for Microsoft 365
- PowerPoint for Microsoft 365
この問題の影響を受けた場合、テキストの入力やスペル チェックなどを実行中に予期せずにアプリがクラッシュする可能性がある。Windows イベント ビューアー アプリケーション ログでは、イベント1000またはイベント1001のエラーログが残されていることで、クラッシュがこの問題の影響によるものかを確認できるとのこと。
Microsoftの説明では、影響を受けるシステムにインストールされているOfficeアプリと言語パックのバージョンが異なることがクラッシュの原因だとされている。
現在、OutlookチームとOfficeチームが問題の調査に取り組んでいるとのこと。根本的な解決策が提供されるまでの間、Officeアプリケーションを修復し、言語パックを再インストールする一時的な回避策を提示している。