エクサウィザーズは8月8日、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の発掘と育成を支援するサービス「exaBase DXアセスメント&ラーニング」について、短時間でアセスメント可能な「DIA3.0 Short版」の提供を開始したことを発表した。
新版では従来の3分の1程度の時間となる15~20分でアセスメントを実施できる。大企業などにおいて迅速かつ適切に人材の状況を把握し育成対象者を特定できるようにすることで、人材の発掘や最適な育成計画の策定を支援する。
exaBase DXアセスメント&ラーニング
同社が2019年8月にリリースしたexaBase DXアセスメント&ラーニングは、DX人材育成を支援するプラットフォーム。オンライン学習プラットフォーム「Udemy」との連携などにより、専門的な学習コンテンツの提供も図る。人材アセスメント機能は「DIA」(Digital Innovator Assesment)として提供している。
大規模組織向けに新版をリリース
2023年7月には経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が策定した「デジタルスキル標準」(DSS)に完全準拠したアセスメント「DIA3.0」の提供を開始。今回は大規模な組織向けの受検版を「DIA3.0 Short版」として提供を開始し、従来から提供してきた「DIA3.0」も引き続き提供する。
同社は、DIA3.0 Short版で人材の状況を把握した後に、それぞれの対象への詳細な育成計画策定や、最適化された組織 / 個人ごとの育成を実施するためにDIA3.0を利用することを想定しているという。