MacRumorsは8月5日(米国時間)、「iPhone Driver's License Support Coming Soon to California - MacRumors」において、米国カリフォルニア州で近々Apple Walletアプリに運転免許証を追加できるようになると報じた。同州の陸運局(DMV: Department of Motor Vehicles) Webサイトでセキュリティ保護されていないランディングページが発見されており、そのページにApple Walletアプリに運転免許証を追加できる旨が記載されていることがわかった。
カリフォルニア州でも運転免許証のデジタル化が進む?
このほど、iPhoneおよびApple WatchのApple Walletにカリフォルニア州の運転免許証または州IDを追加できるようになる、と記載された同州陸運局のランディングページが発見された。このページは現在、どこからもリンクされておらず、画像や適切なセキュリティ証明書が欠落している。
AppleはWalletアプリを強化しており、運転免許証や州IDカードをアプリ内に保存できるよう機能を拡張している。しかしながら、この機能はまだ多くの州政府で採用されておらず、現在オハイオ州、アリゾナ州、メリーランド州、コロラド州、ジョージア州のみがサポートしている。
5つの州のいずれかに住んでいる場合、ユーザーはWalletアプリを開いて「+」ボタンをタップし、州のIDカードまたは運転免許証をiPhoneに追加することができる。Walletアプリに保存されているIDまたは運転免許証は、一部の米国の空港のアメリカ合衆国運輸保安庁(TSA: Transportation Security Administration)チェックポイントで使用することができる。
カリフォルニア州でも、iPhoneで運転免許証利用できる可能性が出てきており、正式にサポートされた場合、6番目の州となる。対応している州はまだ少ないが、今後アメリカでiPhoneやApple Watchを使った運転免許証のデジタル化が一層進んでいくことが予想される。