システムインテグレータは8月6日、データベース開発支援ツール「SI Object Browser」においてPostgreSQL 16に対応した最新バージョン「SI Object Browser for Postgres 24」の販売を2024年8月20日から開始することを発表した。
「SI Object Browser for Postgres 24」
「SI Object Browser」は、直感的に利用できるGUIインタフェースでOracle Database、Microsoft SQL Serverなどの主要データベースのテーブル閲覧からSQL編集/実行、各種オブジェクト作成やデバッグ機能などを持つデータベース開発サポートツール。2024年7月末の時点で、シリーズで日本国内21,000社、ライセンス販売500,000を超える導入実績を持つ。
最新版ではオープンソースRDBMS(Relational Database Management System)「PostgreSQL 16」に対応、併せて同システムを活用したエンタープライズDBの「EDB Postgres Advanced Server 16」、AWS(Amazon Web Services)の「Amazon RDS for PostgreSQL 16」と「Amazon Aurora PostgreSQL 16」にも対応する。加えてJSON(JavaScript Object Notation)データ型の編集機能を新規に実装した他、セキュリティ面ではTLS(Transport Layer Security)1.3に対応した。
「JSON整形」機能で効率的な管理・編集
JSONデータ型への対応に関しては、同フォーマットが現在JavaScriptに限らず様々なプラットフォームのデータ処理で活用されており要望の多かった機能で、今回の新バージョンではテーブルのデータ編集画面でJSONデータの表示・編集機能に加えて、改行やインデントを自動整形する「JSON整形」機能などが利用できる。同社では、「SI Object Browser for Postgres 24」を含む全シリーズで2024年からの3年間で約25億円の販売を見込む。「SI Object Browser for Postgres 24」は、販売代理店のアシストから8月20日より販売開始される。