米国半導体工業会(SIA)は8月5日(米国時間)、2024年第2四半期(4〜6月期)の半導体産業の売上高(3カ月移動平均)が前年同期比18.3%増、前四半期比6.5%増の1499億ドルとなったことを発表した。また、2024年6月単月の売上高は前年同月比22.9%増、前月比1.7%増の500億ドルとなったとしている。
SIA社長兼CEOのジョン・ニューファー氏は、「2024年第2四半期の半導体市場は引き続き好調で、四半期ごとの売上高は2021年第4四半期に記録した売上高を2年半ぶりに超えた。また、6月の売上高は前月比、前年同月比ともに増加しており、中でも米州市場が前年同月比42.8%増と高い伸びを示している」と述べている。
国・地域別の売上高を見ると、前年同月比では米州が同42.8%増、中国が同21.6%増、アジア太平洋地域/その他地域が同12.7%増、日本が同5.0%減、欧州が同11.2%減となっている。また、前月比では米州が同6.3%増、日本が同1.8%増、中国が同0.8%増、欧州が1.0%減、アジア太平洋地域/その他地域が同1.4%減となっている。