クラウドエースは8月1日、議事録ドキュメントやPDFファイルなど自社の素材をアップロードしていくだけで生成AIがナレッジの構築を行うサービス「COGMA」の提供開始を発表した。

サービスは、プロンプトなどのスキルや学習コストを必要とせずアップロードされたファイルから自社独自のナレッジを生成するもので、アップロードされたファイルを分析し、AIが作成する役割や質問に回答することで、Q&A集や用語集など実用的な形で構築される。Slackなど社内チャットツールと連携した運用が可能で、修正や作業を手軽な形で広く社内で展開でき、管理者用のダッシュボードやCOGMA自身による24時間365日のチャットサポート、導入初期や障害発生時の有人サポートなども備える。

  • 利用イメージ(同社資料より)

    利用イメージ(同社資料より)

同社では、社内問い合わせやカスタマーサポートや研修・トレーニング、コミュニティ運営など多様な利用シーンを想定しており、"自社データの活用で単純にRAGを行うだけでなく、即利用可能なナレッジを準備することで、専門的な知識や技術がなくても回答の精度と速度を上げられる"と述べる。デモ動画がYouTubeに公開されており、料金など詳細はWebサイトからの問合せが必要となる。

  • 公式Youtube動画より

    公式Youtube動画より