メルカリの子会社で暗号資産取引サービスなどを手掛けるメルコインは8月1日、銀行からの自動引落しでビットコインを積み立てられる「ビットコイン積み立て機能」の提供を開始すると発表した。フリマアプリ「メルカリ」から積み立ての金額、頻度、日付を設定するだけで、自動的にビットコインを積み立てることが可能だ。

  • メルコイン「ビットコイン積み立て機能」を提供開始

    メルコイン「ビットコイン積み立て機能」を提供開始

本人確認済みのユーザーは最短30秒で申し込みが完了し、すぐにビットコインの積み立て設定ができる。積み立て開始時期は、設定画面で選択した積み立て日の中で近い日から始まり、頻度は月に1回、2回、4回の3種類を選べる。

積み立て金額は1円から任意の金額を設定することができ、メルカリポイントを使用することも可能。また、積み立て設定はいつでも見直し、解除ができ、積み立てたビットコインは、いつでもメルペイ残高に戻せる。フリマでの買い物や「メルペイ」「メルカード」の支払いに利用することができるとのこと。

  • 自分に合った積み立てプランを選べる

    自分に合った積み立てプランを選べる

メルコインはビットコイン取引サービスを2023年3月に開始。2024年5月には、ビットコイン取引サービスの暗号資産口座数は220万口座を超え、2023年4月から1年間の暗号資産口座開設者数が業界首位となった。また8割超のユーザーが暗号資産取引が初めてだという。

同社は今後、メルカリの売上金をビットコイン取引に利用しやすくすることで、不要品を売って得たお金を使ってビットコイン取引の積み立てができる、新たな体験を提供していきたい考えだ。