ドコモgaccoとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は7月30日、法人向けの人材育成サービスとして「地域越境ビジネス実践プログラム」の提供を開始することを発表した。

このプログラムでは、都市部の企業に所属する従業員が地域企業や地方公共団体に越境してビジネス実践型の研修に取り組む。これにより、企業が人材育成の課題として感じる「従業員の実践経験不足」を解決するとともに、次世代リーダーの創出と地域が抱える人材不足やデジタル化の課題解決を図る。

同プログラムは6月からNTTグループで先行提供を開始しており、今回は一般企業に提供を開始する。2025年3月までに300人のプログラム参加を目指すとしている。

  • 地域越境ビジネス実践プログラムの提供を開始する

    地域越境ビジネス実践プログラムの提供を開始する

地域越境ビジネス実践プログラムの特徴

今回提供を開始する地域越境ビジネス実践プログラムは、4カ月間の研修プログラムを実践する。受講生は10時間程度の座学(実践型スキル習得研修)を受講後、リモート環境下でダブルワーク型フィールド研修(月間30時間×4カ月)を通じて、企業課題や地域課題の解決に取り組む。その際に、生成AIなどのデジタルスキルを駆使して地域企業におけるビジネスへ実装する。

  • プログラムの流れ

    プログラムの流れ