KPMGコンサルティングは7月30日、データを活用した人事業務の効率化と高度化施策へのアプローチとして「戦略的人事データ活用アドバイザリーサービス」の提供を開始することを発表した。これにより、デジタルを軸としたHR(Human Resources:人的資源)領域の変革を戦略策定から実行まで支援する「デジタルHRアドバイザリーサービス」を強化する。

  • デジタルHRアドバイザリーサービスの概要

    デジタルHRアドバイザリーサービスの概要

同社はこれまで、デジタルを活用した企業の経営戦略を実行するために、全社のデジタル戦略と連動したデジタルHR戦略の実現に向け、戦略の実行に資するデータ活用に向けたHRデータマネジメントモデルを定義する「データマネジメント」、デジタル活用による付加価値を発揮できるデジタル人材の戦略的な確保と育成を行う「デジタル人材開発」、デジタルテクノロジーを活用した「人事業務効率化・高度化」の各観点から、デジタルHR戦略の策定および実行を支援してきた。

今回新たに提供を開始する「戦略的人事データ活用アドバイザリーサービス」は、「デジタルHRアドバイザリーサービス」全体に関連するサービス。人事業務効率化のための構想策定、独自のアナリティクスリソースを利用したデータ分析、そこから得られたインサイトに基づく各人事施策の立案、および実行までを支援する。

  • 主なアナリティクスリソース

    主なアナリティクスリソース

なお、同サービスは、KPMGジャパンのアドバイザリー領域におけるデータ戦略、データサイエンス、デジタルインテリジェンスをコアとしたセンターオブエクセレンス機能を担う、KPMGアドバイザリーライトハウスと共同開発したとのことだ。