インターネットイニシアティブ(IIJ)は7月29日、同社が展開する法人向けのメールサービスのアカウント数が1000万を突破したことを発表した。クラウド型統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」、メールサービス事業者向けのOEM基盤「IIJ OEMプラットフォームサービス for Mail」、CATVやISPなどの大規模サービス事業者向け「IIJ xSPプラットフォームサービス/Mail」の3つのメールサービスで利用されたアカウント総計が4月に1000万を突破している。
SNSやチャットツールなど通信手段が多様になる昨今でも、ビジネスシーンではもちろん、アドレスがあれば誰とでも通信できる根幹となる手段として欠かせないメールサービス。それだけに、迷惑メールやセキュリティ対策、各種送信ドメイン認証(SPF:Sender Policy Framework / DKIM:DomainKeys Identified Mail / DMARC:Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)に加え、突発的なメールトラフィックへの対応など大規模な運営には専門的な技術が要求されるが、技術者の確保が容易では無く、ユーザ企業においてもクラウド型統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」の利用が広がっていることを同社は述べている。