SB C&Sは7月29日、Metaと協力してより多くの企業や法人がXR技術とAIを業務に活用し、新たな価値を創造する未来を目指す「Meta for Work Japanコンソーシアム」を発足したことを発表した。

  • XR技術とAIを業務に活用して新たな価値を創造する未来を目指す「Meta for Work Japanコンソーシアム」を発足

    XR技術とAIを業務に活用して新たな価値を創造する未来を目指す「Meta for Work Japanコンソーシアム」を発足

Meta for Work Japanコンソーシアムの概要

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)を総称するXR(クロスリアリティ)技術は、教育や医療、トレーニング、シミュレーション、デザイン、コミュニケーション、エンターテイメントなどの分野で取り組みが増えている一方で、日本の企業や法人がXR技術の活用を検討する際には、他社の活用事例や効果、国内ベンダーが提供するソリューションの内容、海外情報の日本語ローカライズなどを簡単に収集することが難しい状況があるという。

Meta for Work Japanコンソーシアムでは、「Meta Quest」「Meta Quest for Business」「Meta AI」の日本向けの最新情報を提供し、イベントやセミナーへの参加を通して情報収集をサポートするほか、他社の活用事例の紹介や詳しく相談できるパートナーの紹介を通して、ユーザーの知識向上を支援する。

また、最新機種のデモ体験や、ISV(Independent Software Vendor)が提供するソリューションの体験機会や、セキュリティ対策として製品の紹介および詳しく相談できるパートナーの紹介を通して安全な環境構築を支援する。

さらに販売パートナーや開発パートナー支援として、Meta公式の認定資格の獲得や学習コンテンツの利用、公式提案資料の利用、デモ用機材の貸し出しを通して販売を支援するほか、MetaとSB C&Sによるイベントやセミナーの開催支援、ソリューションカタログへの掲載、配布や取引先の紹介、販売パートナーや開発パートナー向けのコミュニティーを活用した情報交換といった活動を行うという。