NDIソリューションズは7月29日、AI要約議事録支援サービス「nMinutes」に関して、Azure OpenAI Service版ChatGPTの最新AIモデルGPT-4oに対応したことを発表した。
nMinutesの機能追加
nMinutesは、要約議事録の作成支援に特化したクラウドサービス。今回の「GPT-4o版」へのアップデートに伴い、議事録の要約品質が向上し、従来比で要約議事録の文字数が約50%増加したほか、新たに複数の要約モードを追加した。
従来からの「会議」「商談」「勉強」の3モードに加え、8モードを追加した。新たに勉強会や社内研修の録画・音声を活用して会議内容を問題と回答の形で整理し、理解度確認クイズを作成できる「クイズ作成モード」、プロジェクトの目的、スコープ、役割分担、タイムライン、コミュニケーションプラン、合意事項、アクションポイントを箇条書きで整理する「プロジェクトキックオフ会議モード」を追加。
また、会議の概要、参加者リスト、課題ごとの要点、質疑応答、決定事項、今後のアクション、次回の定例会日を箇条書きで整理する「定例会議モード」、会議の議題、課題ごとの要点、専門用語の補足説明を箇条書きで整理する「戦略立案会議モード」、議題ごとの要点、対応策、緊急措置、決定事項を箇条書きで整理する「緊急事態対策会議モード」を備える。
さらに、課題ごとの要点、レビュー項目と内容、フィードバックや提案、次のアクションステップを箇条書きで整理する「レビュー会議モード」、発表されたアイデアと提案を整理し、課題ごとの要点やまとめ、専門用語の補足説明を箇条書きで整理する「アイデア創出会議モード」、質問内容と解答、会議の要点、決定事項を箇条書きで整理する「質疑応答モード」という合計8つの新モードを追加。
なお、月額基本料金を3万円(初期費用無料)に改定している。