マネーフォワードは7月25日、「マネーフォワード クラウド会計」と「マネーフォワード クラウド確定申告」がChatGPTとAPI連携し、会計データから財務状況を分析・レポート生成をする「マネーフォワード クラウド 会計 for GPT」を「GPT Store」内で提供すると発表した。
サービスの概要
マネーフォワード クラウド 会計 for GPTは、マネーフォワードクラウド会計と同クラウド確定申告の会計データとChatGPTをAPI連携したサービス。ユーザーが「今月の損益状況をレポートしてください」などと指示を入力すると、財務・経営状況に関するレポーティングや、改善ポイントの提案が行われる。
同サービスは、OpenAIが提供する生成AI「ChatGPT」をカスタマイズして作成したツールを公開できるGPT Store上で公開。ChatGPTとマネーフォワードクラウド会計、同クラウド確定申告の両方を利用しているユーザーが対象となる。
ユーザーの指示に沿って、会計データをもとにレポートを自動生成するだけではなく、分析評価や健全な財務状況に向けた改善ポイントの提示なども行い、企業の経営判断をサポートする。今後は分析できる項目の幅を広げ、さらなる財務分析や財務改善を提案できる機能の開発を予定している。
利用方法とデモ動画は以下の通り。
ChatGPTにログインし、「GPTsを探す」>「マネーフォワード クラウド 会計 for GPT」>「チャットを開始する」を選択
「マネーフォワード アプリポータル」から、連携権限の付与を行う
「マネーフォワード クラウド 会計 for GPT」のメニュー、またはチャット画面に表示されるサインインボタンから連携許可設定を行う
対象データ(事業者)を選択し、チャットの利用を開始