日立製作所(日立)と日立ビルシステムは7月24日、シンガポール・住宅開発庁が管理する住宅向けのエレベーター450台を受注したと発表した。シンガポール各地の公営住宅地域に2027年から2029年にかけて竣工する高層住宅向けにエレベーターを納入する。シンガポールにおける日立グループの昇降機受注案件としては、過去最大となる。
シンガポールの昇降機販売・サービス会社である日立エレベーターアジア社を通じて納入する。 同社は、今回の納入案件の獲得により、2024年度においてシンガポールにおける昇降機新設受注台数シェアトップ3を堅持することを目指す。スー・ヤット・ハン社長は「重要な案件を落札できたことを誇りに思う。最新の機能・性能を備えたエレベーターで利用者に安全、安心、快適を提供する」とコメントする。