Clouderaはこのほど、プラットフォーム管理を簡素化し自動化する「Cloudera Observability スイート」で2つの新機能を発表した。これにより、セキュリティ対策を行っている企業に対してもクラウドやオンプレミスのデータハブサービスで単一のオブザーバビリティソースを提供するという。

新機能の概要

今回、発表した新機能は「Cloudera Observability Premium On-Premises」「Cloudera Observability Premium for Public Cloud Data Hub」の2つ。

Cloudera Observability Premium On-Premisesは、高度なセキュリティネットワークを構築するユーザーに、データハブサービス内でオブザーバビリティの実行を可能とし、エアギャップ環境においても、モニタリング、トラブルシューティング、財務ガバナンス、データオブザーバビリティ、アクションの自動化で確実な最適化を実現するという。

Cloudera Observability Premium for Public Cloud Data Hubは、リアルタイムモニタリング、高度な財務ガバナンス、アクションの自動化、データオブザーバビリティなどの機能をパブリッククラウドユーザーに拡張するというもの。

2つの新機能を拡充したことでデータハブクラスタ、ジョブ、クエリのリアルタイムでのモニタリング、キャパシティの予測による財務ガバナンス、ワークロードビュー、アラート、アクションの自動化、ホット・コールドテーブル分析によるデータオブザーバビリティなどを活用することが可能になる。

これにより、投資の最大化、効果的なセルフサービスでのトラブルシューティング、リソースのコストと使用状況の可視性向上を実現できるという。