Googleはこのたび、公式ブログ「Google URL Shortener links will no longer be available」において、URL短縮サービス「Google URL Shortener」を完全に終了し、2025年8月25日以降は既存の短縮URLのリンクの機能も停止すると発表した。同社は2019年3月に既にGoogle URL Shortenerによる短縮URLの生成サービスを停止したが、すでに生成済みの既存の短縮URLは引き続き使えていた。
2024年8月23日からは終了予告ページを表示
Google URL Shortenerは、Googleが2009年に立ち上げた短縮URLサービスである。「https://goo.gl」という形式の短縮URLを利用できることで人気を博したが、その後多くのURL短縮サービスが登場したことを受け、2019年3月に新規での短縮URL生成の受け付けは停止していた。
新規受付の停止後も、既に作成された既存の短縮URLは有効なままであり、現在も引き続き正規のURLにリダイレクトされている。このリダイレクトも2025年8月25日で停止し、Google URL Shortenerは完全に終了するという。終了後は、goo.glリンクへのアクセスは404エラーを返すようになる。
サービス終了に先立ち、Google URL Shortenerによって生成された短縮URLにアクセスした場合、正規のURLにリダイレクトする前に、サービス終了を予告するメッセージが表示されるようになる。この予告メッセージの表示は2024年8月23日から開始され、サービス終了日まで継続される。
Googleでは、依然としてgoo.glリンクを使用しているWebサイトやWebサービスの管理者に対して、できるだけ早く別のリンクに移行するように呼びかけている。