健康総合企業のタニタは、80周年記念事業として健康づくりに取り組む企業を無料で出張サポートする「私メンテナンス」サービスの開始を7月18日に発表した。9月末まで特設サイトで応募を受け付け、来年3月まで実施する。
1959年(昭和34年)という時代に家庭用体重計「ヘルスメーター」を発売し、1994年に「家庭用体脂肪計付ヘルスメーター」を世界に先駆けて発売するなど、先端の健康機器を世に送り出してきた同社が取り組むのは、"日本経済を支える働く人から「日本を健康に」していく試み"。運動が健康な生活や職場の生産性に寄与するデータは数多く、様々な方法で実践している人たちが増えている。同社が設立80周年記念事業で行う「私メンテナンス」は、専用アプリケーションで筋力や素早さ、バランス能力を評価する運動機能分析装置「zaRitz(ザリッツ)」BM-220と性別、年代、体型別のアルゴリズムで体組成を分析できるプロフェッショナル仕様の体組成計「MC-780A-N」を用いて、日常では計測が難しいより精度の高い分析をビジネスパーソンに提供するものだ。
同社では、"年に1度の健康診断だけでは、健康的な行動を継続することは難しい"ことを述べており、"健康に意識を向ける機会を新たに提供することで、働く人たちが心身の健康維持や体力向上など定期的なメンテナンスへ踏み出すこと"を目的に設定している。