メシウスは、JavaScriptで帳票開発できるライブラリ「ActiveReportsJS」の最新バージョン「V5J」を7月19日にリリースすることを発表した。「ActiveReportsJS」は、JavaScriptでマルチブラウザ・マルチデバイスに対応したクロスプラットフォームのサーバレス帳票アプリケーションを開発できるライブラリを収録。Angular、React、Vue.jsなどのフレームワークやTypeScriptでの開発に対応するほか、行間・文字ピッチの指定、均等割付、縦書きなど日本語仕様に対応した機能を提供する。
すべての作業をVSCode上で完結できる新機能VSCode拡張機能「レポートデザイナ」
最新バージョンの「V5J」では、「Angular 18」をサポート。新機能として、Visual Studio Code(VSCode)からActiveReportsJSの帳票デザインが可能な拡張機能「レポートデザイナ」を提供。すべての作業をVSCode上で完結できるようになっており、「レポートデザイナ」機能を強化するためユーザーインタフェースで複数の新機能及び機能改善を行われている。内容は、レイアウト配置操作を一括で行う「レイアウトツールバー」、デザイナの外観を用意されたテーマで変更できる「テーマ設定によるデザイナの外観変更機能」、より見やすいアイコンへの変更など。
編集機能に関しては、「MixedFormatText」コントロールを改善、要望の多かった行間の設定が可能になった。文中マークアップ上の「style="line-height:行間値;"」を設定することで任意に行間を指定できる。それ以外にもTextBoxやMixedFormatTextに連続して入力した空白が1つに省略される問題に対応、新規追加した「連続する空白を省略」プロパティにより正確な表示が可能になった。
上記以外の新規に追加された機能及び改善点は、Webサイトより確認できる。ActiveReportsJSの利用は1年定額制のサブスクリプション方式で提供、1開発ライセンス220,000円、1配布ライセンス(1開発者、1ドメイン)660,000円。