富士フイルムビジネスイノベーションは7月11日、データの分析サポートやAIによる課題発見によって企業のマーケティング業務の効率化を支援するクラウド型プラットフォーム「Revoria Cloud Marketing」を7月17日より提供開始することを発表した。

  • Revoria Cloud Marketingのサービス構成

    Revoria Cloud Marketingのサービス構成

同サービスは、Google広告、Yahoo広告、X(旧 Twitter)広告、Meta広告など、複数の広告プラットフォームを横断した広告の効果分析や、Webサイトのアクセス解析によって、コンバージョン率の改善に向けた課題の明確化を支援する。

また、広告運用とWebサイト改善機能を備え、広告運用機能ではBI(ビジネスインテリジェンス)を活用することで複数の広告プラットフォームを横断して分析したレポートを自動作成可能。もう一方のWebサイト改善機能では、AIがWebサイト上の課題や改善箇所を分析し着手すべき課題を明確化する。

従来のデータマーケティング業務では、現状の把握や改善施策の検討のために、複数の広告プラットフォームやアクセス解析ツールに散らばったデータを抽出して統合しレポートにまとめる必要があったが、同サービスは複数の広告プラットフォームを横断的に分析したレポート作成とWebサイトのアクセス解析レポートを組み合わせており、企業のマーケターのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するとのことだ。

広告運用機能およびWebサイト改善機能はそれぞれ月額3万円~。