ビジュアルワークスペースを提供するMiro(ミロ)の日本法人であるミロ・ジャパンは7月10日、元Doorkel COO(最高執行責任者)の向山泰貴氏が7月1日付で代表執行役社長に就任したことを発表した。
向山氏はミロ・ジャパンに参画する前はスタートアップ企業のDoorkelにてCOOとして従事し、経営企画、新規事業、事業オペレーションを担当。それ以前はセールスフォース・ジャパンで10年以上にわたり活動し、コングロマリット企業のグローバル統括責任者およびエンタープライズセールス部長を務め、日本のエンタープライズ企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を進めてきた。その後はEコマース事業の執行役員として事業責任者を務めた経験を持つ。
また、過去には日本NCRや日本テラデータなどのテクノロジー企業でも、新規営業やハイタッチ営業(販売代理店を介さないセールス)を通じて企業の成長を牽引してきた。
同氏は就任に際して、以下のようにコメントしている。
私は長年にわたるMiroのファンで、Miroが顧客のニーズに合わせて製品を進化させ、ユーザーが日々行う戦略的、かつ重要な作業を支える最先端機能の開発を続けてきたことに感銘を受けてきました。Miroがこうした取り組みを常に行っていることは、ユーザーにおけるチームでの問題解決方法や、コラボレーションの手段を再定義するようなAI戦略を見ても明らかです。Miroの素晴らしい東京チームを率いて、ユーザーのためにイノベーションを起こし続けることを楽しみにしています。ミロ・ジャパンのさらなる発展と日本企業への新たな価値提供を目指し、リーダーシップを発揮してまいります。