TISインテックグループのネクスウェイは7月9日、FAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」の完全ペーパーレス化を実現するため、インフォマートとinvoxが提供するFAXやメール(PDF)で受け取った発注書をAIでデジタル化する「発注書AI-OCR(invox)」との連携を開始したことを発表した。

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インフォマートの「発注書AI-OCR(invox)」

発注書AI-OCR(invox)は、Web上で発注や受注ができる「B to Bプラットフォーム受発注ライト」の有料オプション機能。FAXやメール(PDF)で受け取った発注書を発注書AI-OCR(invox)がデータ化し、B to Bプラットフォーム受発注ライトに自動で連携する。その受注データをB to Bプラットフォーム受発注ライトから基幹システムに取り込むことで、全ての受注をデータ化し入力作業が削減できる。

ネクスウェイの「FNX e-受信FAXサービス」

FNX e-受信FAXサービスは、受信したFAXの仕分けや閲覧、検索、編集、返信が可能なサービス。現在のFAX番号のまま電子化を実現可能で、紙管理の手間とコスト低減が見込める。何枚受信しても、また何人利用しても追加料金は0円。リモートでもFAXを閲覧し返信できる。

両サービスが連携を開始

今回両サービスが連携したことにより、FAXで受信した受注情報をFNX e-受信FAXサービスで仕分けし、発注書AI-OCR(invox)がAI-OCRでデータ化し、その受注データを基幹システムに取り込めるようになる。受注情報の仕分けから確認、入力、基幹システムへ連携するまでの作業をデジタル化することで、ペーパーレスな業務フローの構築を可能とする。