BetaNewsは7月1日(米国時間)、「 This hidden Windows 11 feature can prevent your PC from slowing down」において、Windows 11のパフォーマンスを向上させることができる知られざる便利な機能を紹介した。高価なハードウェアを購入することなくPCの速度低下を防ぐことができる隠れた機能が紹介されている。
Windows 11の隠れた機能でPCの速度低下を防ぐ
PCにソフトウェアをインストールした際、システムのログイン時に自動的に実行されるよう設定されることがある。この自動起動は便利な機能である反面、ユーザーの意思に関係なく実行されるためシステムリソースを消費し、パソコンの速度を低下させる原因にもなってしまう。この問題に対処するため、Windows 11では新しいアプリがスタートアッププロセスに追加されるたびにアラートを通知する機能「スタートアップ アプリの通知」が提供されている。
この機能は標準では無効にされているため、手動で有効にする必要がある。設定アプリケーションから「システム」を選択し、「通知」にある「スタートアップ アプリの通知」をオンに切り替えることで機能が有効化され、新しいスタートアップアプリが追加されるたびに通知を受け取ることができるようになる。
この機能は通知の種類や優先度の設定も可能とされている。「スタートアップ アプリの通知」の設定の横にある矢印をクリックすると通知バナーや通知センターのアラートの調整が行え、通知時にサウンドを再生する設定や通知の優先度を設定するオプションが提供されている。
この機能を利用することで実行が不必要なソフトウェアを把握でき、パソコンの速度低下を防ぐことが可能となる。ただし、スケジュールされたタスクや完全にバックグラウンドで実行されているサービスはアラートが通知されないため、新しいソフトウェアをインストールした際は引き続き注意が必要とのことだ。