富士フイルムビジネスイノベーションは7月3日、中堅・中小企業向けネットワークセキュリティーサービス「beat(ビート)サービス」のオプションとして、オフィス内での柔軟な働き方を支援する無線ネットワークサービス「beat air」を提供開始することを発表した。

同サービスは、従来提供していたbeatサービスにシスコシステムズが提供する「Cisco Merakiクラウド管理型ネットワークプラットフォーム」を追加し、無線接続の利便性を追加した。これにより、IT人材が不足する事業者に対してセキュリティ対策を強化しながら柔軟な働き方ができるオフィス環境の構築をサポートする。

主な新機能

ユーザーに代わってIT運用や管理業務を支援するITサポートサービス「IT Expert Services」と同様に、beat airでは無線ネットワーク環境の構築や適切なアクセス制御設定などの運用管理を行う。無線ネットワークに詳しい管理者が導入企業に不在な場合でも、安全な無線LAN環境の利用を支援するという。

また、同サービスはインターネットをより安全に利用できるクラウド提供型のセキュリティサービスを導入。これにより、日々高度化するインターネット上の脅威に対応し、安全な利用環境に寄与するとしている。