invoxは7月2日、新サービス「invox経費精算」をリリースすると発表した。あわせて、既存サービスの「invox受取請求書」、「invox電子帳簿保存」、「invox発行請求書」と組み合わせるパック料金を提供開始する。
「invox経費精算」の特徴
invox経費精算は、経費精算の申請や承認、原本提出など紙のやりとりを電子化して、領収書や近場交通費の入力・確認作業を自動化する経費精算システム。
同サービスでは、領収書はAI OCRで電子データに変換し、近場交通費は経路検索から登録可能なほか、定期券区外の計算にも対応する。
入力ルールの設定、近場交通費の最安ルートや適格事業者登録番号の確認を自動化、申請内容から自動で仕訳データを生成といったことにより、差し戻しを最小限に抑える。
加えて、電子帳簿保存法の「スキャナ保存制度」と「電子取引情報の保存」に対応するとともに、適格事業者登録番号の読み取りや照合など、インボイス制度にも対応する。
既存サービスとのパック料金を提供開始
invox経費精算の料金プランはミニマムとベーシックと2つ用意されている。
ミニマムで提供する機能は、支払データ生成、部門・プロジェクト管理、・チャット・メールサポート。
ベーシックで提供する機能は、ミニマムの機能に加えて、仕訳データ生成、仮払申請・仮払精算(機能追加予定)、申請・承認ワークフロー、タイムスタンプ、オンライン会議。
invox経費精算のリリースに合わせ、既存サービスの「invox受取請求書」、「invox電子帳簿保存」、「invox発行請求書」と組み合わせたパック料金を提供開始する。パック料金は、2サービスの月額基本料金で4サービスを利用可能で、3種類のパックが提供される予定。