AMBL(アンブル)は6月26日、日本電信電話(以下、NTT)が開発したLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)「tsuzumi」の開発サポート契約をNTTコミュニケーションズ(NTT Com)と締結したことを発表した。
サポート契約の内容
同社は今回、NTTの自然言語処理技術の研究成果によって開発された「tsuzumi」の商用サービス開始に伴い、テクノロジーサポーターとして参画することで、NTTグループと共に生成AIの社会実装拡大を図るとのことだ。
AMBLについて
AMBLはCatGPT公開以前の2019年から、法人顧客に対して自然言語処理や画像の生成技術を用いた支援を提供しており、現在はその知見を活用してChatGPTをはじめとした生成AI導入による生産性向上や業務効率化の実現を推進している。
自社内の業務効率化を目的とした「AMBL-Chat」の自社導入や、マイクロソフトが推奨する「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ」の賛同パートナーに参画するなど、社内でナレッジを蓄積しながら生成AIの導入支援を進める。
AMBLはNTTグループとは以前よりIT技術のサポートやエッジAIプラットフォームなど多くのサービスを共創してきた背景を持つ。2023年11月にNTTが「tsuzumi」の開発を発表したタイミングに合わせ、tsuzumiの開発サポートに至ったとのことだ。