学情は6月26日、28歳以上のビジネスパーソン約50人を対象に4月30日~5月16日の期間で実施した「30歳前後での転職活動」に関する調査の結果を発表した。
キャリアチェンジに「魅力を感じる」30%超
今回の調査で、実際に転職活動をするにあたって「転職するべきか迷うことがある」と回答したビジネスパーソンは75.5%に上った。8割に迫るビジネスパーソンが、転職活動において、転職するべきか迷うことがあることが分かった。
転職すべきか迷う理由は、「転職先で活躍できる保証はないから」が62.2%で最多。次いで、「希望する転職先を見つけられるか分からないから」56.8%、「アピールできるスキルや経験がないと思うから」54.1%、「自分の市場価値が分からないから」45.9%となっている。
また、経験業種・職種と異なる仕事に挑戦する「キャリアチェンジ」に「魅力を感じる」と回答したビジネスパーソンが32.7%という結果になった。「どちらかと言えば魅力を感じる」と回答した40.8%を合わせると、7割以上のビジネスパーソンが「キャリアチェンジ」に魅力を感じていることが分かる。
その理由については、「現職よりも、業務の幅を広げたい」「キャリアの幅が広がるように、選択肢は多く持ちたい」「今後家庭を持つことも想定し、柔軟な働き方が可能な業種・職種にキャリアチェンジしたい」といった声が寄せられた。