フリーは6月25日、freee会計の一部機能として、Slackチャットを通じてAIが購買申請を自動作成する「チャット申請アシスト」を提供開始したことを発表した。同機能により、Slackチャットで承認を得るだけで購買申請が自動作成でき、PCを持たない従業員でもスマートフォンからの購買申請が可能となる。
「チャット申請アシスト」では、Slackのチャットを通じて決裁を得たい内容を承認者に伝え、チャット上で承認者から承認されると、チャットボットに依頼するだけでfreee会計の購買申請が自動で作成できる。
AIが金額合算して購買稟議を作成する機能も搭載し、申請者は会話感覚でSlack上でチャットをするだけで購買稟議が自動生成されるため業務を効率化できるという。
また、freeeの製品を開発していく基盤である「統合flow」のCommunication flowを改善。日常的に行われているチャットでのやり取りがそのまま自動的にfreee会計の購買申請に反映されるため、申請者や承認者が改めてfreee会計上で申請・承認する必要がなくなる。さらに、経理担当が現場部門で行われたチャット・口頭での申請・承認のやり取りを確認する手間も削減されるということだ。