LINEヤフーは6月24日、広告主・広告会社・広告配信パートナー、ユーザーなど、誰もが安心して利用できる広告プラットフォームを目指し、マーケティング事業におけるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進に向けた考え方を発表した。
DE&Iの推進に向けた考え方
マーケティング活動において広告は、社会に大きな影響を与える力を持っているが、時に無意識の偏見・思い込み(アンコンシャス・バイアス)を含んだ広告表現が広く配信されることがあり、これが不快感や疎外感を引き起こし、新たな偏見や差別を生み出す可能性がある。
このような課題に対し、今後同社は広告主・広告会社マーケティング活動において多様性を尊重し、アンコンシャス・バイアスを自覚するきっかけづくりに努め、広告業界全体のDE&Iの推進に貢献していくことを目指す。
また、マーケティングに携わるすべての人がアンコンシャス・バイアスを自覚することにより、同社では多様性を尊重して制作された広告を通じ、誰もが居心地がよい社会醸成を実現していく考えだ。
今回の発表は、広告業界の未来を見据え、より包括的で公正な社会の構築に向けた1歩であり、同社は、これを真摯に推進していくという。