ローコード開発システムとアジャイル手法を中心としたシステム開発を行うBlueMemeは6月18日、ローコード開発クラウド「OutSystems Developer Cloud」で、ExcelライクなUIを作成できる「OutSystems Rich Grid Component ODC Edition」の提供を開始した。
「OutSystems Developer Cloud」でExcelライクなUIを作成できるコンポーネントを提供
「OutSystems」は、OutSystems社が提供するローコード開発プラットフォームで、ビジュアルベースのプログラミングとテンプレート活用したスタイルにより効率的にアプリを開発、導入国数79カ国、グロバールバートナー数約500社など世界中の企業に利用されている。クラウドネイティブな開発環境「OutSystems Developer Cloud」は2022年にリリースされている。
提供された「OutSystems Rich Grid Component ODC Edition」は、メシウスが提供しているJavaScriptでExcelライクなWebアプリを開発できるコンポーネント「SpreadJS」をOutSystems上で利用できるように最適化された「OutSystems Rich Grid Component」をOutSystems Developer Cloud上で利用できるようにするもの。同エディションでは最新のSpreadJS「V17J」に対応し、Excel互換のスプレッドシート機能やExcelファイルへのインポート・エクスポートのサポートなど、従来の機能に加えてプロジェクト管理に使われる「ガントシート」機能や各種数値の増減を可視化表示する「ウォーターフォールチャート」なども利用できるようになる。
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BlueMemeはOutSystems社と2012年に日本初の販売代理契約を締結、アジア初のOutSystemsプレミアパートナーに認定されるなどOutSystems社のサービス提供を行っている。同社は、それ以外の他のローコード製品導入にも力を入れ4,100件以上のローコード活用サービスの提供実績を持つ。独自の開発方法論「AGILE-DX」を掲げ、アジャイルとローコード手法を組み合わせたシステム開発を行っている。