ExtremeTechは6月17日(現地時間)、「Latest Windows 11 Beta Includes Long-Overdue Start Menu Tweaks|Extremetech」において、最新のWindows 11ベータ版(ビルド22635.3785)のスタートメニューに大幅な改善が加えられていると報じた。ユーザーインタフェースに対する多くの改良が行われており、特にスタートメニューおよびタスクバーに関する変更が注目されている。
Windows 11ベータ、スタートメニューの改善とAndroid機能の強化
新たなベータ版では、Windows 10で利用可能だったスタートメニューからアイコンをタスクバーに直接ドラッグしてピン留めする機能が復活している。Windowsユーザーにとって懐かしい操作性を呼び戻し、より直感的な操作が可能になるこの機能のアニメーションはまだ少しぎこちないと報告されている。また、フォルダをタスクバーにドラッグしてピン留めするオプションはまだ実装されていないと伝えている。
スタートメニューの「すべてのアプリ」にもいくつかの変更が加えられている。アイコンが水平にグループ化されスクロールが減少し、アプリへのアクセスが容易になっている。スタートメニューにピン留めした重要なアプリは、ジャンプリストを使ってより簡単にコア機能にアクセス可能になっている。アプリにジャンプリストがある場合は、右クリックすると表示される。
タスクバーの設定にあるテキストスタブに複数の変更が示されている。通知ベルを非表示にする機能や日付を削除して時計を圧縮する機能が示唆されており、これらの変更点は特に検索バー、ウィジェット、新しく追加されたCopilot ボタンなどの項目がスペースを占める小型モニターに役立つと考えられている。
Androidユーザー向けに便利な追加機能も追加されている。Link to Windowsアプリに接続されたスマートフォンにコンテンツを直接送信できるようになっており、Windows PCとAndroidデバイス間の連携が強化されている。
Windows 11の最新ベータ版には、多くのユーザーにとって有益な機能が盛り込まれている。すべての機能がすぐに正式版に導入されるかわからないが、今後のアップデートが期待される。