メシウスは6月17日、kintoneプラグイン「krew」シリーズのExcelライクな入力・編集機能を持つ「krewSheet」とデータの自動集計機能を持つ「krewData」をアップデートし、「krewData」のデータ処理を「krewSheet」からリアルタイムに呼び出す機能を実装したことを発表した。
「krewSheet」に「リアルタイム実行」ボタンを設置、「krewData」の実行フローをリアルタイムで呼び出し
「krewSheet」は、kintoneでExcelライクのデータ編集機能を提供するプラグイン。データを一覧表示する「Sheetモード」と集計しながらデータ入力可能なピボットテーブル表示の「Xrossモード」が利用できる。
「krewData」は集計に特化した機能を提供、スケジュールに合わせて自動集計する「スケジュール実行プラン」とアプリ操作と連動した集計処理を行う「リアルタイム実行プラン」の2つを提供している。
今回のアップデートにより、「krewSheet」に「リアルタイム実行」ボタンが設置され、ボタンを押すことで「krewData」の実行フローをリアルタイムで呼び出すことが可能になる。
設定は「krewData」の設定タブで、呼び出し元アプリの「krewSheet連携」を選択し、ポプアップ表示された呼び出しURLを「krewSheet」のデザイン画面の連携タブで指定することで利用できる。
連携により、複数のアプリを連動した更なる業務効率化を実現するアプリの作成が可能になった他、2つのアプリを起動して処理していた業務の手間が省略され担当者の業務負担が軽減するなどの効果も期待できる。
同社では、連携の活用事例として「krewSheet」で作成した売上実績管理アプリに「リアルタイム実行ボタン」設置し、「krewData」で作成した「予算管理アプリ」でデータ集計をする処理を設定しておくことで、予算と実績を把握する予実管理をリアルタイムで確認できるアプリの作成を紹介している。