諏訪東京理科大学とセイコーエプソンは6月14日、地域社会の発展とデジタル人材育成の強化を図るため、人材協力連携協定を同日より締結したことを発表した。

人材協力連携協定の背景

これまで、諏訪東京理科大学とエプソンは「GROWTH CHALLENGE」と名付けた、長野県諏訪エリアの学生が自治体・企業の抱える課題の解決策を検討するアイデアソンを共同で企画推進してきた。加えて、エプソンは諏訪東京理科大学からのインターンシップの受け入れを行い、連携を深めてきた。

これらを背景に、諏訪東京理科大学とエプソンは、それぞれ保有する人的・知的資源を有効に活用し、相互の連携および協力を強化することにより、地域社会の発展とデジタル人材育成の強化を目的とした人材協力連携協定を締結し、取り組みを強化していくことに決めたという。

協定による連携事項

今回の協定による連携事項は、「相互に保有する人的・知的資源を活用する取り組み」「人材育成(主にデジタル人材育成)・キャリア形成に資する支援に関すること」「地域社会の発展・活性化に関すること」「その他本協定の目的に資すると認められる事項」の4点。

具体的な取り組みとしては、「2026年春の新卒採用枠よりエプソンが諏訪東京理科大学から採用」「諏訪東京理科大学が授業や大学保有コンテンツを利用してエプソン従業員への教育」「2028年度よりエスイー学園エプソン情報科学専門学校から諏訪東京理科大学への編入」が予定されている。