電通デジタルは6月12日、AI活用によって企業の次世代マーケティング活動支援を総合的に行うサービスブランド「∞AI」のうち、対話型AIで顧客接点の高度化や業務効率化を支援するソリューション「∞AI Chat」において、新たに大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o」「Gemini 1.5」「Claude3-haiku」を実装したと発表した。

  • 「∞AI(ムゲンエーアイ)」の全体図

「∞AI Chat」とは

「∞AI Chat」は、セキュアな環境下でクライアント企業が独自データの登録を行い容易かつ手軽にチャットボットを構築できるソリューション。

作成した対話型AIはWebサイトやLINEアカウント、Microsoft Teams、Slackなどの各種コミュニケーションツールに接続できるほか、会話ログの分析などを通じてマーケティングのPDCAへの活用も可能。

最新のLLM搭載のメリット

今回、OpenAIの「GPT-4o」、Googleの「Gemini1.5」、Anthropicの「Claude3-haiku」に対応したことで、「∞AI Chat」において、AIによる回答の精度・速度・利用コストが大幅に改善され、企業の多様なニーズに合わせてより多角的な価値を提供できるようになるという。

「∞AI Chat」は、バーチャルヒューマン接続機能や会話ログの分析ダッシュボード搭載など、生成AIチャットを業務に容易に活用できる機能を順次実装する予定。