invoxは6月11日、請求書受領システム「invox受取請求書」において、API連携機能を提供開始したと発表した。

「invox受取請求書」とは

「invox受取請求書」は、請求書をメール添付やデジタルインボイスで受け取る場合は自動取り込み、紙で受け取る場合はスキャンするだけで、どんな形式の請求書が届いても、AI OCRとオペレータが99.9%正確に自動でデータ化できるという。

取引先名・請求日・支払期限・支払先口座・請求金額に加え、適格事業者登録番号や税区分ごとの金額の内訳までデータ化されるため、電子帳簿保存法の検索要件として必要な項目を満たし、インボイス制度への対応も可能。

データ化の結果は、請求書原本の画像と並べて確認でき、確認後は、電子帳簿保存法の要件に則って無期限に保管する。ベーシックプラン以上の場合、追加料金無料でタイムスタンプの付与が可能。

API連携機能を提供する背景

処理件数の多い大企業や中堅企業のユーザーから要望が多い基幹システムとの連携は、ユーザーがRPAなど別の仕組みで対応しており、同社のサービスのシステム仕様が変わるたびにユーザーが変更対応を余儀なくされていたという。

新機能を利用することで、自社のシステムやクラウドストレージと連携して、効率的で漏れのない請求書のアップロードを実現できるという。