NTTネクシアは6月6日、文化・スポーツ施設やイベントの企画運営者などが抱える「案内」に関する課題に対して、デジタルツールを活用して"人×デジタル"の組み合わせにより解決する案内代行サービス「ハロータップ」の提供を開始したことを発表した。
ハロータップの概要
ハロータップは、人とデジタルツールが案内を代行し、問い合わせ対応の負担を軽減することを目的としたサービス。
チャットオペレーターや複数のデジタルツールにより問い合わせへの案内代行を行うため、契約者はコア業務に注力することが可能。デジタルツールへの設定もNTTネクシアが行うため、契約者が管理画面を操作する必要はない。
情報の更新や追加が発生した場合も、情報を提供するだけでチャットオペレーターやデジタルツールで最新情報を一律に案内可能。休日や業務時間外での対応も可能となるため、顧客満足度の向上につながるとしている。
サービス名称の概要
また、チャットオペレーター、デジタルツールおよびサポートセンターを複数の契約者間で共同利用するため、独自の環境を用意する場合と比べて低価格で提供でき、繁閑期に応じて人員・設備の増減を行うことも不要。
あらかじめNTTネクシアが複数のデジタルツールなどをパッケージ化して応対シナリオを型化することで、要件定義等の工程を大幅に短縮し、短納期で導入可能となっている。
なお、サービスの基礎である「ハローダイヤル」の名称の由来は「ハロー=英語のもしもし」と「ダイヤル=ダイヤル式電話機(アナログ電話機)の操作」を合わせた造語で、昨今のデジタル端末を「タップ」する操作にアクションが変化していることをサービス名へ表現したとのことだ。