WordPress.comは現地時間5月29日、無料で利用できるオープンソースのWordPressローカル開発環境「Studio」のWindows版リリースを発表した。「Studio」は、Webサイトから直接ダウンロードできる他、GitHubサイトからダウンロードできる。
Mac版で先行リリースの「Studio」にWindows版が登場
「Studio」は、オープンソースCMS(Contents Management System)「WordPress」でのWeb制作をローカル環境で行うための機能を提供するアプリケーション。Docker、NGINX、Apache、MySQLなどの環境をインストールせずにWordPressを実行する「WordPress Playground」を活用して軽量・高速な開発環境として機能する。「Studio」は4月24日にmacOS用が先行リリースされているが今回、WordPress開発者の25%以上が利用するWindows用がリリースされた。
ローカルで作成した環境をユーザーと共有するための「デモサイト」機能を利用するには、WordPress.comのアカウントが必要でアカウントごとに一度に最大5つのデモサイトが可能。その他、詳細な利用法はWordPress.com DevelopersのStudioドキュメントで確認できる。