Microsoftは現地時間2024年5月27日、公式ブログでMicrosoft OneNote(以下、OneNote)の新しい付箋機能をアピールした。本機能は同じMicrosoft Entra IDでサインインしたデバイス間で付箋情報を同期し、メモや画像ファイル、Webサイトなど付箋に保存した情報を参照できる。同社は本機能を2024年2月から開発していたが、このたび一般提供を開始した。ただし、本機能を利用するには、Windows 10 バージョン1903以降、OneNote バージョン2402(ビルド17328.20000)以降が必要となる。

  • OneNoteの付箋機能を起動する「Sticky Notes」ボタン

OneNoteの付箋機能は以前から用意されていたが、新たにワンクリックのスクリーンショットや、自動ソースキャプチャー、同じソースに再度アクセスしたときのメモの自動呼び出しにより、業務に必要な情報へのアクセスを容易にしている。また、iOS版やAndroid版OneNoteも本機能を利用できるため、外出先でのメモ作成も簡単だ。なお、マルチディスプレイのWindows環境はデスクトップドッキング機能が正常に動作せず、Microsoftは近日中の修正を予定している。