Microsoftは現地時間2024年5月21日、公式ブログで「WinGet.CommandNotFound」モジュールを発表した。インストールにはPowerShell 7.4.0-preview.2以降、PSReadLine 2.2.6以降が必要となる。当初、本機能はPowerToysの機能として発表されたが、ユーザーフィードバックを踏まえてモジュール化した。
WinGet.CommandNotFoundは操作時に、PowerShellへインストールされていないモジュールを提案する機能。一部のLinuxディストリビューションでシェルからコマンドを入力すると、未インストールはパッケージ提案を行う機能と同等だ。導入には「PSFeedbackProvider」モジュールおよび「PSCommandNotFoundSuggestion」モジュールが必要となるが、PowerToys 0.81.0があればGUIから各モジュールを導入できる。起動時からWinGet.CommandNotFoundを有効にするには、「notepad $PROFILE」を実行してプロファイルを開き、「Import-Module Microsoft.WinGet.CommandNotFound」を追記すればよい。