NTTドコモ モバイル社会研究所は5月27日、テレワークに関する調査結果を発表した。同調査は仕事を行っている20~79歳の男女(有効回答数は7159)を対象に、テレワークが仕事の精神的な疲れにどう影響すると思うかを聞いた。
これによると、テレワーク未実施/テレワーク制度がない人の63%が「とても疲れが軽くなる/やや疲れが軽くなる」と回答した一方で、10%の人は「とても疲れが増す」と回答した。これに対し、テレワーク実施者は80%が 「とても疲れが軽くなる/やや疲れが軽くなる」 と回答し、「とても疲れが増す」と回答した人は3%だった。
テレワーク実施者を対象に、スマホ利用時間とテレワークに対する意見との関係も調査した。以下の図は、仕事/学校での利用を除く、スマホの利用時間(「毎日4時間以上」、「毎日1~4時間未満」、「毎日1時間未満」、「週に数回程度かそれ以下」、「端末未所有」)ごとにテレワークが仕事の精神的な疲れにどう影響すると思っているのかを集計した結果だ。
その結果、スマホの利用時間が長い人ほどテレワークが仕事の疲れを軽くするという肯定的な意見が多くなる傾向があることが分かったという。