駅前や商業公共施設から、マンション、駐車場など身近な所でもよく見かける赤い小柄な電動アシスト付自転車。ドコモ・バイクシェアが提供するシェアサイクルサービスの累計利用回数が1億回を突破したことを5月23日に発表した。

ドコモ・バイクシェアの「バイクシェアサービス」が利用回数累計1億回を突破

ドコモ・バイクシェアのシェアサイクルサービス「バイクシェアサービス」は、NTTグループのGXソリューションブランド「NTT G×Inno(エヌティティ ジーノ)」のから生まれたサービスで2011年に横浜市での社会実証実験よりスタート。2023年度には全国で2,200万回を超える利用が確認されているが、累計利用回数が1億回を突破したことを発表した。

  • ドコモ・バイクシェアの「バイクシェアサービス」が累計1億回を突破(同社資料より)

「バイクシェアサービス」(公式Webサイト)

同社では、エコシステムとして「バイクシェアサービス」に力を入れ、最新のAIを導入しニーズに対応した自転車再配置、最適な修理基準と作業リソース管理による効率的なメンテナンスオペレーションの提供など工夫を凝らした事業展開を行っており、これらの成果となる累計利用回数1億回突破は、走行距離に換算すると"地球と太陽の距離を超え、往復までもうひとふんばり"の2億4,000万キロメートルにもおよぶ。同社では、サスティナブルな社会実現のための取り組みとして2021年度に「JOYRIDEプロジェクト」を発足し、「環境」「健康」をキーワードに「バイクシェアサービス」公式アプリで自転車利用によるCO2削減効果、消費カロリーを可視化する機能の提供なども行っている。