DiDiモビリティジャパンは5月23日、タクシーが不足する地域において開始されている自家用車活用事業「日本型ライドシェア」において、北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄エリアの提携タクシー会社と連携し、ライドシェア車両のマッチングを6月上旬より順次開始することを発表した。対象エリアは今後拡大予定。
同社は、乗客向けアプリ、ドライバー向けアプリ、管理システムを日本型ライドシェア対応としてアップデートし、さらにライドシェアドライバーの求人支援などを通じて、提携タクシー会社のライドシェア制度導入を支援するという。
また、乗客とドライバーの相互評価機能によるマナーの向上・車内トラブルの抑制や非常時のセーフティ機能(警察等への緊急通報機能)による安全性向上など、アプリの機能をアップデートし、より安心・安全なサービスを提供するとしている。
なお、DiDiでは、日本型ライドシェアの制度やライドシェアドライバーになるための条件を求職者に対して分かりやすく紹介した特集サイトを公開した。同サイトには実際にドライバーとして働きたい求職者向けの応募ページを設け、求職者が勤務を希望するタクシー会社様へ情報を無料で提供している。