アクロニス・ジャパンは5月22日、セキュリティ検知・対応を行うソリューション「Acronis XDR(Extended Detection and Response)」を発表した。

「Acronis XDR」の特徴

「Acronis XDR」は、Acronis EDR(Endpoint Detection and Response)を拡張するもので、マネージドサービスプロバイダー(MSP)向けに構築されている。

具体的には、サイバーセキュリティ、データ保護、エンドポイント管理をネイティブに統合するほか、AIを活用したインシデント分析とワンクリックでの対応により、迅速な調査と対応が可能。

また、1つのエージェントと1つのコンソールですべてのサービスを提供する。カスタマイズも可能で、追加のツールを統合することで、テクノロジースタックを拡張し一元化することも可能。

「Acronis MDR」も提供

同社は今春、MSP向けのエンドポイントセキュリティサービス「Acronis MDR Powered by Novacoast」を提供開始した。同サービスは、受動的なエンドポイント保護を提供するためにEPP(エンドポイントプロテクションプラットフォーム)に焦点を合わせたAcronis EDRソリューションと併用するサービス。

Acronis XDRとAcronis MDRは、アクロニスの一連のセキュリティ関連製品、2023年5月発表のAcronis EDRに続くソリューションとなる。

同社の最新のセキュリティソリューションとサービスには、すべてAIを活用した革新的な機能とネイティブ統合が利用されているため、複雑さを緩和し、簡単かつ効率的に包括的なセキュリティを実現するという。