日本レジストリサービス(JPRS; Japan Registry Services)は5月15日、ドメイン名とDNSについて学べるマンガ小冊子『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』を全国の教育機関向けに無償配布すると発表した。配布を希望する教育機関は、JPRSのWebサイトから申し込める。小冊子はPDF版も公開されており、ダウンロードして教育目的で利用できる。

  • 『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』(株式会社日本レジストリサービス)

インターネットのしくみの基礎が学べる

『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』は、若年層がインターネットに対する正しい知識を身に付けてもらうことを目的として、JPRSが作成・配布しているマンガ小冊子。インターネットの仕組みの基礎となるドメイン名とDNSについて、漫画を交えてわかりやすく解説している。IPアドレスやURL、TLDs、http/httpsなどについての解説も含まれている。

JPRSでは過去14年間にわたって『ポン太のネットの大冒険』の無償配布活動を行っており、これまでに延べ約2,000校に37万冊以上を配布してきたという。各教育期間では、次のような活動でこの小冊子を活用しているとのこと。

  • 中学校「技術科」の情報分野や、高校の教科「情報」での教材として活用
  • インターネット教育の一環として、学年全体へ配布
  • インターネット関連の部活動での配布・活用

2024年度の配布申し込みは5月15日(水)から6月30日(日)の期間に受け付けており、次の専用Webサイトから申請できる。

印刷された小冊子ではなく、PDF形式であれば申し込むことなくダウンロードおよび閲覧が可能となっている。PDF形式は、日本語版のほかに英語翻訳版・中国語(繁体字)翻訳版も用意されている。また、小冊子と連動したWebサイト「ポン太のインターネット教室」も公開されており、ドメイン名・DNS以外にもインターネットに関するさまざまな基礎知識を学べる。