Intelの日本法人であるインテルは、2024年6月1日付で同社 執行役員 経営戦略室長の大野誠氏が代表取締役社長に就任すること、ならびに現在、同社の代表取締役社長を務める鈴木国正氏が代表取締役会長に就任することを発表した。
鈴木氏は2018年にインテルの代表取締役社長に就任。今後は代表取締役会長として、日本のチームを継続して支援していくとするほか、顧客や産業界のエグゼクティブ、ならびに産学官の有識者との関係の維持・拡大を図り、日本市場におけるインテルの戦略を広く喧伝する役割を担うという。
一方の大野氏は、2000年にインテルに入社。以降、さまざまな事業運営を経験してきており、直近では、日本の公共部門室の設立を主導したとのことで、そうした多くの経験を活かして新社長として日本法人のビジネスの拡大を主導する役割を担う予定だという。
なお、インテルでは、大野氏が新社長に就任したとしても、これまでIntelがグローバルで進めてきた製造、イノベーション、製品でのリーダーシップの確立に向けた戦略「IDM 2.0」とAIをあらゆるコンピューティング環境で実現させる取り組み「AI Everywhere」を継続して、推進していくことに変わりはないとしており、これまでの経験と実績を生かして、日本国内におけるインテルの事業拡大を推進していくとしている。