システムサポートは5月20日、Automation Anywhereが提供するRPAプラットフォーム「Automation 360」を手軽に利用して業務プロセス自動化を実現できるサービス「Automation 360 Managed Service」の提供を開始した。

「Automation 360」とは

「Automation 360」は、Webベースかつクラウド対応のRPAプラットフォームで、業務プロセスの自動化を実現する。

アクセス制御や認証情報の設定といったRPAプラットフォームに必要な管理機能「Control Room」が標準で提供されており、最近では、生成AIを活用できる「Automation Co-Pilot」が新たに搭載され、人とRPA、生成AIが協働して業務プロセスを自動化することが可能。

「Automation 360 Managed Service」の概要

「Automation 360 Managed Service」は、Automation 360 の管理機能「Control Room」をシステムサポートが代行して管理・運用するサービス。

アクセス制御や認証情報の設定といった管理・運用業務を同社が担うことで、顧客企業の担当者は、RPAプラットフォームを手軽に利用して、業務タスク・業務プロセスの自動化推進に集中できる。

Automation360 Managed Serviceは、顧客企業の内製化を支援するサービス「Automation Kick Start Program」「Citizen Developer Accelerate Kit」「Monthly Automation Report」も提供する。

Automation Kick Start Program

Automation Kick Start Programは、Automation Anywhere認定資格を持つSTSのエンジニアが「最初の自動化」を実現する。Botが業務を自動化する様子を社内で共有することで、現場部門だけでなく経営層にもRPAの費用対効果と必要性を理解してもらうことが可能。

Citizen Developer Accelerate Kit

Citizen Developer Accelerate Kitは、顧客企業の担当者がBot開発者になるために役立つコンテンツを提供する。Bot開発初心者向けに、よく使うアクションや設定方法などを記載したドキュメントやエラー処理を事前に組み込んだBot開発テンプレート(フレームワーク)を用意している。

Monthly Automation Report

Monthly Automation Reportは、Control Roomから収集した情報を集計してSTSが自動化状況を報告するサービス。告会では、Botやデバイスの稼働状況・利用状況の報告だけでなく、RPA推進のためのディスカッションも行う。