チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは5月21日、事業戦略に関する記者発表会を開催した。同日、2024年第1四半期のサイバーセキュリティのトレンドに関するレポートも発表された。

同レポートによると、2024年第1四半期、グローバルで1組織当たりの週平均サイバー攻撃数は1,308件確認したという。これは2023年第1四半期と比べて5%の増加、2023年第4四半期からは28%の増加となる。国内では、1組織が1週間当たり平均1,066件の攻撃を受けたことが確認されている。

ランサムウェア攻撃に関しては、窃取した機密データのリークサイトへの掲載による公開を止める代わりに身代金の要求を行う「二重恐喝型ランサムウェア」が増加している。リークの被害に遭った業界は製造業が最も多く、世界では対前年比96%増加、日本では公開された業種の50%以上が製造業であることが確認されているとのことだ。

戦略のキモはプラットフォームによる保護

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