paizaは5月20日、ITエンジニア志望学生が選ぶ「就職人気企業ランキング」を発表した。なお、同調査は「paiza新卒」に登録する2024年卒から2027年卒までのITエンジニアを志望している学生539人を対象に2月28日〜2024年4月19日の期間で実施されたもの。

2位はグーグル、1位は?

最初にITエンジニアを志望する学生に「ITエンジニアとして就職を希望する企業」について聞くと、1位が任天堂、2位がグーグル、3位がソニーグループと続く結果となった。上位30社については以下の通り。

  • ITエンジニア志望学生が選ぶ「就職人気企業ランキング」トップ30 引用:paiza

    ITエンジニア志望学生が選ぶ「就職人気企業ランキング」トップ30 引用:paiza

ランクインした企業は、ITエンジニア志望学生にとって身近なサービスを運営する企業が多く、従来から人気の高い国内大手家電メーカーや総合ITソリューションの提供企業が多くランクインしている。

また、グーグルやLINE、AWS(アマゾン ウェブ サービス)など多くのユーザーを抱える有名デジタルプラットフォーム、クラウドサービスの運営企業や、任天堂、セガ、カプコンといったゲームメーカーが名を連ねているのも特徴となっている。

ITエンジニアとして就職先を選ぶ際に重視するポイントは?

次に、「ITエンジニアとして就職先を選ぶ際に重視するポイント」を聞いた質問では、「給与がよい」「福利厚生が充実している」など待遇面が上位で、一般的な学生と同様の傾向となった。

  • ITエンジニア志望学生が「就職先を選ぶ際のポイント」 引用:paiza

    ITエンジニア志望学生が「就職先を選ぶ際のポイント」 引用:paiza

ITエンジニアを志望する学生特有の項目としては、「自分が望む職種に就ける」(4位)、「研修制度が充実している」(5位)、「開発環境・業務環境が整っている」(8位)などの声が寄せられており、ITエンジニアとして自身の技術力を向上させやすい環境を重視していることが分かる結果となった。

同社によると、特に「自分が望む職種に就ける」かという項目については、近年、ITエンジニア職を志望する学生の中で重要度が高くなっており、ITエンジニアの志望度が高い学生ほど入社後の職種が確約されている企業を選ぶ傾向が強くなっているという。