弥生は5月17日、同社が提供する給与計算ソフトが6月から開始する定額減税に対応する機能の提供を開始したことを発表した。これにより、各従業員について減税額の算出、管理、源泉徴収や給与明細書へ反映などが可能になるという。

定額減税は、令和6年分の所得税や住民税を一律に減税する制度で、6月1日以降の給与支払(賞与が先にある場合は賞与)を対象に実施される。定額減税の実施に伴い、企業の給与計算担当者は6月1日以降に支払う給与や賞与から対応が必要とされる。

  • 定額減税に対応する

    定額減税に対応する

今回、定額減税に対応するのは「弥生給与 Next」「やよいの給与明細 Next」「弥生給与 24 +クラウド」「やよいの給与計算 24 +クラウド」だ。定額減税対象者の判定や、家族情報の登録内容を基にした定額減税額の算出と管理、定額減税額を反映した給与(賞与)所得税額の算出、定額減税額の給与(賞与)明細書などへの記載が可能となる。